REPORT

なぜ今散骨が増えているのか?

2023.12.01 レポート

これまでご遺骨はお墓に納めるのが一般的でしたが現在いろいろな供養方法が増えました。
供養の方法だけでなくお葬式も近年様々な形に変化しています。かつてお葬式といえば親族や知人だけでなく故人の家族の仕事の関係者などかなり幅広く参列するのが一般的でしたが近年家族葬や直葬と呼ばれるお葬式が増えました。
家族葬とは身内だけで行う小さな規模のお葬式、直葬とはお通夜や告別式をせずに火葬のみをおこなうものです。
変化の背景には日本の高齢化が進み、価値観の変化、宗教に無関心な人の増加、経済的な理由など様々ですが2020年から始まった新型コロナウィルスの影響により更に「家族葬」という言葉が浸透したように思います。
またお葬式のあとの遺骨はこれまでお墓に納骨するのが一般的でしたが継承者が不要な永代供養墓や散骨など
様々な供養方法に広がりをみせました。
共通しているのはやはり少子高齢化により継承者がいない、継承することが困難なこと、物価の上昇による経済的な理由や価値観の違いが容認されてきた世の中になりつつあるということが言えると思います。


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