REPORT

海外の散骨事情

2022.02.09 レポート

海外では宗教や文化の違いにより様々な方法で埋葬されていますが、
世界的に見るとまだまだ土葬が多くを占めています。

土葬を選ぶ理由として宗教上の理由、特にキリスト教、イスラム教を信仰している場合土葬が一般的です。

土葬の場合、腐敗処理や土葬処理するための土地や墓石の購入で火葬に比べ負担が大きいようです。

なお、散骨の前提として遺体の火葬が必要になりますが世界の火葬率が一番高いのが99.9%で日本。
次に台湾、香港、スイス…となります。

しかし、火葬後の埋葬方法は各国様々でありインドでは人口の8割近くを占めるヒンズー教徒は火葬後遺灰はガンジス川に流されます。
したがってインドではお墓はほとんどないそうです。

他の宗教を信仰している場合お墓を持っている場合があります。

また、ヨーロッパの中でも火葬が多いイギリスでは遺体が火葬炉に入った後、
遺族は遺骨を受け取らずに帰り、後日、遺骨を引き取りにいきますが遺骨の引取義務がない為、
遺族が遺骨を持ち帰るということも少ないそうで期日内に引取られなかった遺骨は火葬場に設置してある散骨するスペースへ無料で散骨されるそうです。

このように各国多種多様な埋葬方法や考えがありますが日本同様世界的にみても火葬の上昇にともない散骨が増えてきています。
費用の問題、宗教上の考えの変化、埋葬方法の多様化によりそれぞれの国で今後もそれぞれの思いに添った散骨がこれからも増え、
たくさんの選択肢の中から最後を迎える方法を選ぶ時代がくることでしょう。

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些細なことでも結構ですので、ご相談いただけたら幸いです。


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