REPORT

海洋散骨のトラブルについて

2022.04.05 レポート

海洋散骨のトラブルでよくある事例をご紹介していきます。

1.お墓参りにいけない

散骨をしてしまうとお墓がないのでお墓参りができません。親族の中には供養する場所がなくなることで不満を抱く人もいます。トラブルになる前に話し合うことが大切です。

沖縄「美ら海散骨」では、手元供養用に粉骨後のご遺骨を少量(2~3g程)お手元に残しておくことをオススメしております。

2.散骨に親族が反対する

故人が散骨を希望していたとしても親族が反対してもめてしまうという場合もあります。話し合って同意を得ることがおすすめです。勝手に散骨してしまうと親族でのトラブルに発展します。年配者の理解を得る努力をしたほうがよいでしょう。

沖縄「美ら海散骨」では、ご親族様への説明やケアも無償でおこなっております。お気軽にご相談ください。

3.散骨してはいけないところで行う

散骨をすることは法律では違法にはなりませんが、自治体によって散骨する場所を制限している場合があります。海以外だと山で散骨する場合は土地の所有者に許可をえるようにしましょう。海では、漁業をしているところや海水浴場などもあるのでどこでもできるわけではないのです。散骨してもよいかどうか確認しないとトラブルになる場合も。

沖縄「美ら海散骨」は地域自治体や漁業関係者、観光組合とも協力し持続可能な活動をおこなっております。

4.粉骨せずに庭に埋める

家の庭など私有地に散骨するときは周辺住民の許可や承諾が必要になります。反対する人が一人でもいると迷惑条例になってしまう場合も。そのまま粉骨せずに庭に埋めてしまうと墓地・埋葬に関する法律に違反することになるのです。遺骨は決められた場所にだけ埋葬できますが勝手に埋めないようにしましょう。

5.人の目につくところに散骨

粉骨をして散骨ができる場所をきちんと選んだとしても散骨の際には周囲の方に配慮をしなければなりません。例えば人がたくさんいるようなところで散骨をすると人を不快にしてしまうこともあります。風評被害などでその土地の人に迷惑をかける場合もあるのでしっかり配慮して節度をもって散骨を行うことが大事になります。

6.散骨する業者に追加料金を請求される

安い散骨業者を選んだとき、後で追加料金を取られたなどというトラブルになる場合も。海洋散骨は通常は海辺から沖合に出て行います。散骨料金とは別に散骨にいく場所までの移動料金などを別途請求するケースもあります。あとから請求ということがないように最初に見積もりと確認をしっかりしておくようにしましょう。

沖縄「美ら海散骨」では、事前に料金説明をおこなっております。追加費用などの発生もありませんのでご安心ください。

7.天気が悪く出港できなくなる

海に散骨するのは船で海に出て散骨することがほとんどです。そのため、予定していた日が天候不良になってしまうと出港することができなくなり、延期することもあります。安全のためなので理解しておくようにしましょう。散骨業者が説明していなかった場合はトラブルになることも。

8.悪質業者への依頼

散骨業者にも悪質なところが存在するので注意すべきところです。悪徳業者の場合は知識がないまま条例なども知らないところもあるのです。お金だけとって散骨をしなかったり、倒産するつもりで依頼を受けていたりする業者もあるので注意が必要です。

9.予約した会社の倒産

散骨の予約をとって入金を済ませておいたけれど散骨業者が倒産したという場合もトラブルになります。他社に引き継がれていない場合はお金が戻ってこないなどということもあるのです。契約書によっては法的拘束力を持たないものもあるので金銭問題になることも。

沖縄「美ら海散骨」では創業当時から無借金経営を続けておりますので、倒産、閉業などといったトラブルはありません。

トラブルの対策

〇事前相談

親族などで話し合いをしてから散骨を行うことです。中には海洋散骨はよくないと考えている人も少なくないのです。しっかり理解してもらうことが大切です。

〇散骨業者選びを適切に

業者を選ぶときには安いだけで選ばないようにしましょう。実績や口コミで調べて信用のあるところを選ぶようにしたいものです。散骨の知識が豊富であるかどうかも選ぶ場合の重要なところです。調べたことを参考に質問してみてどう答えるかでも知識があるのか確認することができます。あまりにもわからないことが多い場合はその業者は避けましょう。


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