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海洋散骨の6つのメリットとは?
石原裕次郎さん、石原慎太郎さんの海への散骨についてはご存知の方も多いでしょう。
各種メディアでも取り上げられたため、報道をきっかけに海洋散骨を知ったという方も少なくありません。
そこで、今回は改めて海洋散骨を選択するメリットについてご紹介していきたいと思います。
・海を通して故人様を偲ぶことができる
お墓を建てる場合にはお墓参りを通して故人様を偲ぶことになりますが、海洋散骨の場合には海を通して故人様を偲ぶことになります。
言い換えると、海を見たり、海を感じたりすることで故人様を思うことができるのです。
日本は島国で海に囲まれていますし、海は世界中とつながっていますので、仮に世界中のどこにいたとしてもつながりを感じられます。
また、沖縄の美ら海への散骨だからこそ美しい海の思い出とともに故人様を偲ぶことができるという部分もメリットになってくるのではないでしょうか。
・故人様の希望を尊重できる
海洋散骨を希望される方というのは、やはり「海が好き」「自然が好き」といった方が多い傾向にあります。
沖縄の美ら海であれば美しい海への散骨ということで、よりよい形で故人様の希望を叶えることができます。
「海へ還りたい」「自然とひとつになりたい」といった故人様の思いを尊重することができる点も海洋散骨のメリットと言えるでしょう。
・費用を抑えることができる
海洋散骨のメリットとしては、まず費用面が挙げられます。
「お墓を用意するのにはかなりのお金がかかる」という話を見聞きしたことのある方も多いでしょう。
一般的にもお墓を建てるとなるとだいたい200万円ほどかかると言われています。
土地の用意や墓石の購入などでどうしてもそれくらいのお金がかかってしまいます。
葬儀と同じくらいの金額がかかることになりますので、やはり費用面での負担というのは大きくなってきます。
また、それにプラスしてお墓を維持していく上でのいわゆる維持費用というものも発生してきます。
お寺などとの付き合いの中で発生するものもありますし、霊園への管理費なども維持費に含まれます。
しかしながら、海洋散骨をした場合であればこういった維持費も不要になりますし、粉骨を合わせてもお墓を建てる金額の10分の1以下で収まることが多く、お墓を建てるよりも大幅に費用を抑えられます。
・維持管理の負担がなくなる
維持管理の負担がなくなるというのも、海洋散骨のメリットのひとつになります。
お墓を持つと、どうしてもお墓の維持管理の問題が出てきます。
先ほど触れたお寺などのとの付き合いもそうですし、そもそもお墓参りに行けないということもあるでしょう。
今の時代は遠方に住んでいて頻繁にお墓参りに行けないという方や転勤の多い仕事で地元に残れないという方も少なくありません。
そういった中で墓守がいない状態になり、お墓の維持管理ができなくなってしまうことも珍しくありません。
ただ、海洋散骨であればこういったお墓の維持管理の問題とは無縁です。
維持管理の負担から解放されることになりますので、海洋散骨を選択することは次世代への思いやりとも言えます。
・急な遺骨の引き取りの心配がない
海洋散骨では急な遺骨の引き取りを求められる心配もありません。
この点もメリットです。
お寺や霊園というと一生あり続けるものというイメージがあるかもしれませんが、実はお寺や霊園が破産することもあります。
実際にお寺の経営が厳しいという話はよく見聞きしますし、霊園の破産というのも珍しい話ではありません。
もしお寺や霊園が破産してしまったら、それまで預けていた遺骨の引き取りを求められることになります。
もちろん、他の受け入れ先を探すこともできますが、それには手間も時間も費用もかかります。
ですが、海洋散骨であればお寺や霊園の破産というリスクを考慮する必要がありませんし、その分、急な遺骨の引き取りで慌てることもないのです。
・宗教や宗派を問わず供養ができる
海洋散骨では宗教や宗派を問わず供養ができるのですが、この点も大きなメリットです。
供養にあたっては宗教や宗派がきっかけでトラブルに発展してしまうケースも少なくありません。
しかし、海洋散骨であればしきたりや形式に囚われることなく、自由に、好きなようにセレモニーをおこなうことができます。
宗教や宗派を越えて、供養ができるというのは素晴らしいことです。
・メリットの多い海洋散骨を沖縄の美ら海で
6つのメリットについて詳しくお話しましたが、海洋散骨はとてもメリットの多い選択だと言えるでしょう。
今の時代に合った供養でもあります。
そんな海洋散骨だからこそ、是非美しい沖縄の美ら海でご検討いただければと思います。