REPORT

最高の海洋散骨をするために知っておきたいこと(海洋散骨のデメリット)

2023.02.14 レポート

海洋散骨にはたくさんのメリットがある一方で、デメリットあります。

海洋散骨を選択する前に、メリット・デメリットの両方を知ることが大切です。

ここでは、具体的に海洋散骨にはどのようなデメリットがあるのか説明いたします。

 

・お墓参りができなくなる

 

海洋散骨のデメリットとしてまず初めにあげられるのが、お墓参りができなくなってしまうということです。

当たり前のことなのですが、お墓参りというのはお墓があるからこそできることなのです。

一般的には、命日やお盆休みなどにお墓参りへ行ったり、喜ばしいことの報告をするためにお墓参りへ行ったり、悩み事を聞いてもらいたいときなどなど、、、

いろいろなケースがあるかと思うのですが、海洋散骨をしてしまうとそういったことができなくなってしまうという心配があります。

もちろん、お墓参りがすべてというわけではありませんが人によっては寂しく感じられることもあるかもしれません。

しかし、お墓参りができなくなることについてはいろいろなカタチで解消することができます。

たとえば、小さな骨壺で遺骨の一部を手元に残すこともできますし、遺骨を使ったペンダントやリングなどのアクセサリーを作るといったこともできます。(粉骨後に少量を手元に残すことによって好きなときに好きな場所で手元供養をすることができます)

沖縄「美ら海散骨」では法要クルーズなどもおこなっておりますのでお気軽にご相談いただけたら幸いです。

 

・遺骨を残すことができない

 

海洋散骨をするためには、粉骨(遺骨を細かく粉砕すること)にする必要があります。

粉骨というのは文字通り遺骨を粉末状にしていくことなのですが、やはりご自身で遺骨を粉になるまで砕くということに抵抗感を抱いてしまう方も少なくありません。

海洋散骨をしてしまうと二度と手元には戻ってきません。

そのため、遺骨を残すことができないという部分も海洋散骨のデメリットになってくるかと思います。

ただ、海洋散骨だからといって遺骨のすべてを海に散骨しなければいけないわけではありません。

ご遺族の意向で少しの骨を残す少量分骨もできますので、その点はしっかりと話し合うようにしましょう。

沖縄「美ら海散骨」では粉骨後にご希望に応じて少量ずつ小分けにしてお渡しています。

 

・家族や親戚など周りからの理解をなかなか得られないこともある

 

海洋散骨についてはさまざまなテレビ、雑誌、新聞などで取り上げられるようになりましたが、一般的な供養のカタチとして認識されているかというとまだまだです。

やはり現時点では「供養と言えばお墓」という考えの方のほうが多い傾向にあります。それゆえに海洋散骨という選択をすることを家族や親戚など周りからの理解を得られないということも出てくることも考えられます。

実際に、供養のカタチで意見が合わずにトラブルになってしまうというケースは珍しくありません。

故人様もそういったカタチで関係が悪化してしまうのは望んでいないはずです。

難しい部分もあるかもしれませんが、やはり事前にしっかりと話し合いをすることが理解を得られることだと思います。

 

・海洋散骨は天候に左右されてしまう

 

海洋散骨を行う場合、天候に左右されてしまうこともあります。

予定していた日時であっても、その日時に天候が悪化し、海が荒れてしまえばやはり中止にせざるを得ません。(海難事故を防ぐため)

沖縄の美ら海は綺麗で穏やかなイメージがあるかもしれませんが、だからといって常に穏やかな海であるとは限りません。海が荒れてしまうこともあります。

天候ばかりは我々人間がどうこうできるものではありませんので、もし天候が悪くなってしまった場合にはそれを受け入れるしかないのです。(日程の変更が必要になる場合もあります)

また、海が荒れている状態だと船酔いにもなりやすいですし、事故の危険性も高まります。

海洋散骨は故人様との最後のお別れの儀式です。出来るだけ良い思い出にしたいところです。

 

・許可なく海洋散骨をすると違法になることもある

 

海洋散骨のためのサービスを提供しているところはたくさんありますが、そういった情報を見ている中で「海洋散骨は自分たちでもできるのでは?」と思う方もいるかもしれません。

確かに近くに海があったり、船を持っていたりするとそういう風に考えてしまう方もいるでしょう。

ただ、許可なく海洋散骨をしてしまうと違法となってしまうこともあります。

海洋散骨というのは思っている以上にデリケートな問題で、ある程度の条件のもとに限られるのです。

海洋散骨のサービスはそういった条件をクリアした上で提供されているのです。

 

・デメリットはあるものの、カバーできる部分が多い

 

海洋散骨のデメリットについて触れてきましたが、海洋散骨のデメリットというのはカバーできる部分がとても多いです。

どうしようもない部分は天候くらいのもので、それ以外はほぼ何かしらのカタチで解消できると考えていいでしょう。

海洋散骨を検討するにあたっては自分たちにとってどのようなデメリットがあるのか、そのデメリットをどのように解消し、後悔のない選択をしていけるようにしたいものです。

沖縄「美ら海散骨」では、後悔のない選択をしていただくために、何度でも何度でもご相談・お打合せをさせていただきます。

海洋散骨を最高のお別れの日にするために。

 


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