REPORT

戒名とは?散骨する場合にも必要?

2023.12.14 レポート

戒名とは、お釈迦様の弟子や出家した弟子を意味する仏弟子(ぶつでし)になった証として与えられる名前のことです。 元々は出家者にだけ戒名を与えられていましたが出家していない人でも極楽浄土に行けるように、現世の名前ではなく戒名を付けるという風習が現在も続いています。
戒名は、原則として菩提寺の住職から授かります。与えられた戒名は、位牌や墓石に刻まれたり葬儀や年忌法要でお経を唱えてもらう際に読み上げられることもあります。

戒名は宗派ごとに位があり、位の高さにより戒名のお布施の相場の金額が大きく異なります。大体20万円ぐらいから100万円を超えるものまであります。
近年では無宗教の方も増えこの戒名の制度に疑問を持つ方や、金銭的な問題から戒名を付けずに俗名のまま葬儀を行う方もいらっしゃいます。

お墓に納骨する際、戒名がない場合は菩提寺に納骨を断られてしまいます。 他の僧侶による戒名は、菩提寺から拒否されることも少なくありません。
しかし菩提寺との付き合いがなく公営墓地や自然葬や散骨を希望する場合は、戒名は必要ありません。


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