REPORT

散骨にデメリットはあるの?

2023.12.20 レポート

海洋散骨にはたくさんのメリットがありますが一方でデメリットもあります。
よくデメリットも理解した上で選択して頂きたいと思います。

では主なデメリットにはどのようなことあるでしょうか。

・理解を得ることが難しい
近年散骨を選択される方も増えてきていますがまだまだ認知度が低いのが現状です。
本人が海洋散骨を希望していたからと言って家族・親族全員が快く賛成してくれるわけではありません。
中にはなぜお墓にはいらないのか?遺骨を海に撒くなんてどういうことか?と理解を得られない場合があります。
宗教的な考えから先祖代々の墓にするべきといった意見もありますのでしっかりと家族・親族間で納得がいくまでしっかりと話し合いをする必要があります。

・お墓参りができなくなる
一般的には命日にお墓参りへ行ったり、何かがあったときに故人様へ報告をするためにお墓参りへ行ったりといったケースが多いかと思うのですが散骨をしえしまうとお墓参りができなくなってしまいます。

もちろん、お墓参りがすべてというわけではありませんが、人によってはやはり寂しく感じられることもあるかもしれません。
しかし、全ての遺骨を散骨しなければいけないわけではない為小さな骨壺で遺骨の一部を手元に残すようにすることもできますし、遺骨を使ったペンダントやリングなどのアクセサリーを作るといった手元供養も一つの方法としてあります。
また法要クルーズなどをおこなっているところもありますので、どのようなサービスが提供されているのかもチェックしておきましょう。

・天候に左右されてしまう
海洋散骨の場合、散骨当日天候に左右されてしまう場合があります。
予定していた日時であっても、その日時に天候が悪化し、海が荒れてしまえばやはり中止にせざるを得ません。
沖縄の美ら海は綺麗で穏やかなイメージがあるかもしれませんが、だからといって常に穏やかな海であるとは限りません。
天候ばかりは人間がどうこうできるものではありませんので、もし天候が悪くなってしまった場合にはそれを受け入れるしかないのです。
また、海が荒れている状態だと船酔いにもなりやすいですし、事故の危険性も高まります。
すぐに日程の調整をさせて頂きますが滞在中の散骨ができなくなってしまう場合があることを予め理解しておかなければなりません。

こういったデメリットがありますが話し合いをすることや手元に一部遺骨を残す選択をすることでカバーできる部分もあります。

海洋散骨を検討するにあたっては自分たちにとってどのようなデメリットがあるのか、そのデメリットをどのように解消していくのかを考えていきながら
後悔のない選択をしていけるようにしたいものです。

 


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