REPORT

手元供養

2023.11.07 レポート,散骨

近年の散骨は、お墓を建てても管理する人がいない、後継者に負担をかけたくない、コストのかかるお墓は建てられない等の理由から選ぶ人が増え、また海、山、空、そして今や宇宙まで、散骨場所の選択肢も広がりました。

ですが故人が望む埋葬方法であってもご家族様も納得されなければ意味がありません。
散骨に関するニュースや身近にも散骨を選択する方も増えてきましたがまだまだ一般的ではなく抵抗を感じる方も少なくはないでしょう。

先祖代々受け継がれてきたお墓への埋葬方法を変えることへの不安・抵抗感、お参りする場所が無くなってしまうことや遺骨が無くなってしまうことへの空虚感等特に年配の方からの反対を受けやすいものです。

では、故人の思いを尊重しつつ、散骨後に悔いが残らないような方法はないものか探っていきたいと思います。

まず散骨する量や回数に決まりがない為、 数年に分けて、例えば一周忌、三回忌などの節目で散骨を行う方もいらっしゃいます。
全ての遺骨を散骨するまでの数年で気持ちの整理がついたという方もいらっしゃいます。
また遺骨をすべて散骨せず、遺骨の一部を手元に残しておく手元供養という方法もございます。最近ではご遺骨が入れられるペンダントやブレスレット、インテリアになじむ供養台や骨壺、小さな供養スペースも人気です。このように残されたご家族様が少しでも悔いが残らないようじっくりと検討し、故人の思いを叶えていければと思っております。


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